高齢者に関係すること

【実録体験レポート】認知機能検査を試しに受けてみた!(2)

認知機能検査を受けてみた!2

レポートがとても長くなってしまったので、二つに分けました!

前回は「手がかり再生」の感想まででした。

このページでは、その「手がかり再生」の途中から始まります。

「手がかり再生」で注意することとは?
その次の「時計描画」とは?

さっそく続きを見ていきましょう。

前回まで

前回まではこちらをご覧ください(^^)

⬇︎⬇︎ 【実録レポート】認知機能検査を試しに受けてみた!(1)

認知機能検査を受けてみた!1
【実録体験レポート】認知機能検査を試しに受けてみた!(1)免許満了時の年齢が75歳以上の方が高齢者講習の前に受ける「認知機能検査」を実際に受けてみました。 たくさんの方が「先に調べてから、覚えてからいきたい」「なんとか良い結果を出したい」と思っていますが、さて実際に認知機能検査を受けたあとの結果や感想はどうなったでしょうか?...

【認知機能検査】イラストを覚えてくると検査のときに混乱する!

とてももったいない間違え方がありますので注意しましょう!

イラストパターンなどをもし先に覚えてくると間違った答えを書いてしまうことがあるのです。

その例にあげて考えてみましょう。

「戦いの武器」の回答を記入するとします。

認知機能検査パターンA-1

例えば、これはパターンAの1枚目のイラストです。

この中で「戦いの武器」は「大砲(たいほう)ですね。

イラスト出典:警察庁

認知機能検査パターンB1

そして、これはパターンBの1枚目のイラストです。

この中で「戦いの武器」は「戦車(せんしゃ)」ですね。

イラスト出典:警察庁

認知機能検査パターンC1

そして、これはパターンCの1枚目のイラストです。

この中で「戦いの武器」は「機関銃(きかんじゅう)」ですね。

イラスト出典:警察庁

認知機能検査パターンD1

そして、これはパターンDの1枚目のイラストです。

この中で「戦いの武器」は「刀(かたな)」ですね。

イラスト出典:警察庁

さて、「戦いの武器」を全て暗記してきたとします。

するとこの場合記憶の混乱が起こってしまう場合があるのです。

もったいない間違え方の例をみていきましょう。

もったいない間違え方です。
もったいない間違え方の例

今回は当日にパターンAを覚えたので、
先ほどのヒントをもとに回答する際に、
「戦いの武器」のところに「大砲(たいほう)」と書く方が正解だとします。

ところがせっかく覚えていても、ほかに覚えてきた

・「戦車(せんしゃ)」
・「機関銃(きかんじゅう)」
・「刀(かたな)」

の方を思い出してしまい、間違えてそちらを回答してしまうのです。

つまり、せっかく覚えてきても記憶が混乱し、当日その場で覚えた正しい答えを書けなくなってしまうのです。

実際にこのようなもったいない間違いは大変よく見ます。

そしてこのような間違え方でも、検査結果に反映されるのです。

※「ヒントなし」の方でも、思い出した別のものを書いてあったりするのをよく見ます。

もちろん全部を完璧に覚えてくる方もいるかもしれませんが、
その場合もともと普通に認知機能検査を受けて
もちゃんと覚えられるのです。

この場合でも先に覚えてくる必要はないのです。

ちくたく

どうしても心配な場合のおすすめは、
お家などで少し試してみて大丈夫そうだったら、
もうそのまま普通に認知機能検査を受けることです。

逆に言えば、お家などで少し試したときに覚えられないことが多ければ、
それは認知機能検査でも同じようになると言うことです。

ミミ

実際に検査を受けてみて、
最初に何か覚えてこない方が混乱しなくて良いってことはよく分かったよ。

この検査は以上で終わりです。

次の検査の準備をしましょう。

認知機能検査 【時計描画】〜時計の文字盤を完成させる〜

認知機能検査・回答用紙など3
回答用紙出典:警察庁
ちくたく

それでは次の検査を行います。
用紙をめくってください。
「問題用紙5」です。
時計の文字盤を書いてもらいます。

ミミ

(時計を描くんだね。)

時計描画問題用紙

問題用紙はこのような感じです。
(記事作成時)

【説明は次のとおりです】

この検査では、時計を描いてもらいます。
最初に、時計の文字盤を描いてもらいます。
大きな円を描いて、円の中に数字を全部書き込んでもらいます。

あとで時間を指定しますので、
その時間を示すように時計の針を描いてもらいます。

イラスト出典:警察庁

ちくたく

描き間違いをした場合は、代わりの用紙を渡しますので
手をあげて知らせてくださいね。
何か質問はありますか?

ミミ

(時計かぁ、いつも見ているし大丈夫かな?)

ちくたく

それでは用紙をめくってください。
「回答用紙5」です。

時計描画回答用紙

回答用紙はこのような感じです。
(記事作成時)

イラスト出典;警察庁

ちくたく

それでは時計の文字盤を描いてください。
えんぴつを持って始めてください。

ミミ

(時計の文字盤だね。)




〜 検査中 〜


ちくたく

はい、やめてください。
えんぴつをおいてください。

ミミ

(ふぅ〜〜。)



ちくたく

次に、今描いた時計の文字盤に、時計の針を書き込んでもらいます。
針はなるべく線で描くようにしてください。
描き間違えた場合は二重線を引いて訂正してください。

ミミ

(ふむふむ・・・。)

ちくたく

それでは、「11時10分」を指すように描いてください。
えんぴつを持って、始めてください。

ミミ

(11時10分だね!)




〜 検査中 〜


ちくたく

はい、やめてください。
えんぴつをおいてください。
以上で検査は終了です。
お疲れ様でした。

ミミ

終わった〜!
お疲れ様でした!
ちくたく先生、ありがとう♪

ミミの感想
時計を描いた感想
  • いつも時計を見ているのにアレ?どうだっけ?ってちょっとドキドキしたよ。
  • 描く時間は毎回変わるみたいだよ。
  • 言われた通りに描いていくだけだけれど、意外と時間がかかってしまったよ。
  • 何時何分(今回の場合11時10分)と描くところは分かれば大丈夫だったよ。

以上でミミの認知機能検査は終了しました。
さて結果はどうだったのでしょうか?

ちくたく指導員に採点してもらいましょう。

採点!! 〜結果発表〜

ちくたく採点中
ミミ

結果はミミひとりだからすぐ分かるんだけれどドキドキ・・・。

ちくたく

採点は採点基準に従って通常と同じように行いました。
なお採点方法は次のとおりです。

認知機能検査の判定

認知機能検査の判定は「総合点」による判定になります。
満点の場合は「100点」です。

つまり「総合点」は「100点満点中、◯◯点」と言うことになります。

76点以上第三分類
(記憶力・判断力に心配ありません)
49点以上 76点未満第二分類
(記憶力・判断力が少し低くなっています)
49点未満第一分類
(記憶力・判断力が低くなっています)

※49点未満であっても直ちに認知症であることを示すものではありません。

総合点の計算

総合点の計算は、次の計算式にあてはめて計算します。

総合点 =
1.15 × A + 1.94 × B + 2.97 × C

ミミ

係数をかけるんだね。
芸術点のあるスポーツの点を出す方法に似ているね。

  • A 【時間の見当識】最大 15点
    年、月、日、曜日、時刻が正しく回答されているかについての点数
  • B 【手がかり再生】最大 32点
    記憶した16種類のイラストが正しく回答されているかについての点数
  • C 【時計描画】最大 7点
    時計が正しく描かれているかについての点数

A、B、C ともに正しく回答すると点数がつきます。
係数をかけますが、小数点以下は切り捨てになります。

結果と認知機能検査のあとに考えられること

認知機能検査のあとに考えられることをまとめてみました。

参考にしてみてくださいね。

確認しましょう!
  • 認知機能検査は、認知症の診断を行うものではありません。
  • そのため総合点が49点未満(第一分類)であったとしても、
    ただちに認知症であることを示すものではありません。
  • 逆に49点以上であったとしても、必ずしも認知症でないことを示すものではありません。
  • 検査を受けてみて「記憶力」「判断力」に不安のある方は、お近くの医療機関等やかかりつけの病院で相談されることをおすすめします。
  • 49点以下(第一分類)であったとしても、免許証の更新はできますし、直ちに免許が取り消されるわけではありません。
  • ただし、警察から連絡がありますので、医師の診断を受ける(臨時適性検査)、または主治医等の診断書の提出をしなければなりません。
  • その際に認知症と診断された場合は「免許の取消し」または「免許の停止」になります。

⬇︎⬇︎ こちらももう一度ご覧くださいね。

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認知機能検査について 2免許満了時の年齢が75才以上の方は高齢者講習の前に認知機能検査を受けなければなりません。 このページではそれらを簡単に説明します。 またそのあとの「臨時認知機能検査」となった場合も説明します。...

さてミミの採点結果はどうだったのでしょうか?

結果発表です!

ミミ

よくテレビで聞くようなドラムロールが聞こえる気がするよ〜〜。

結果発表<パンパカパーン!
  • ミミは第三分類でした。
    (記憶力・判断力に心配ありません)
  • 間違えているところもあったので、もちろんそれも反映しています。
わぁ〜い♪
ちくたく

ミミ、お疲れ様でした!
認知機能検査を受けてみてどうだったかな?
最後に感想をもう一度まとめてもらいましょう。

まとめ 〜認知機能検査を受けてみて〜

さて全ての認知機能検査を終えて、ミミが思ったことをまとめてみました。

認知機能検査は時間にして30分ではありますが、少し疲れたようです。

感想まとめ♪
ミミの感想まとめ
  • やっぱり緊張しちゃうからリラックスして検査を受けた方が良いですよ。
  • 何かを調べて覚えてきたものがあったら、それを間違えて書いてしまこともあるので、無理に覚えてこない方が良いですよ。
  • どこかで調べてみて検査で困らないくらい覚えられるなら、特に先に何かする必要はないです。
  • 今回は「まだ高齢では無くても、もしかしたら認知機能が落ちているかもしれない」と思いながら受けました。
    若年性認知症と言う病気もあるからです。
  • つまりそこでもし「認知機能が低下している」ことが分かったらその時点で対処することが可能なので、正確な結果が欲しいと思いながら受けました。
    これからの生活を大事にしたいからです
  • 認知機能検査を受けている間は基本的にしゃべってはいけないので、ちゃんと自分の頭で考えながら答えました。
    これが何より大切なことだと改めて分かりました。
  • ミミはこの認知機能検査の結果が悪かったら、事故を起こす可能性を考えて車やバイクの運転はやめた方が良いのかも・・・と思いました。
  • この検査ですぐに診断はされないけれど、それだけの意味はある検査でした。

まだ「認知機能検査」が不安だったら

さて、ミミは認知機能検査を受けてどうだったでしょう?

ミミ

とても勉強になったよ!
お試しで時間があるときに受けてみるのは良いと思うよ♪

ちくたく

そうですね。
お家で少しやってみるのはおすすめです。
ただあまり覚えてきても正しい検査結果は出ませんので、
参考までにお試しでやってみるのが良いですね。

ミミ

それでもまだちょっと不安だなぁって方には
こういうものもあるよ。

\2022年度版が出ました!分かりやすくて550円です!/ \ミミと同じくお試しで受けたい人向け!/

もし買われるのなら、550円とお値段も安い上に内容もしっかりとしたこちらでも大丈夫ですよ。

免許返納のお話なども少し書いてあります。

2022年度版には、変わるところも少〜しだけ載っています。

参考になる本などはどうしても不安な方向けであって、買わなくても私たちのブログの内容と警察庁のサイトがあれば
大丈夫かな?とも思いますよ(^^)

警察庁のサイトは ➡︎ こちら をクリックかタップしてくださいね。

ちくたく

ただし、これらを覚えてしまったために間違える可能性も多いことも忘れずに、
「認知機能検査だけなんとかしたい」と言う考えでいるのはやめましょう。

ミミ

あくまで「ちょっと知っておいて検査当日に不安でいないため」にしてね♪

安全に長く運転するために本当に必要なもの

「認知機能検査」を受けて、高齢者講習を受けて、いつか車やバイクの運転をしなくなる日まで、
これからも安全運転を続けていくコツはあるのでしょうか?

ちくたく

もちろんあります!

まずは認知機能の低下を防ぐ生活をすること。

そのためには「敵を知ること」がとっても大事です!

ちゃんと「認知機能の低下」や「認知症」と向き合ったことはありますか?

\ まずは「敵」知ることから!おすすめの本はこちら /

こちらの本は、「もの忘れ外来」を開設された先生の本です。

認知症などの基本的なことが分かります。

だいたい1〜2時間で読めるのでおすすめですよ。

そして「認知機能の低下」を防ぐためにオススメなのが塗り絵です。

塗り絵は楽しみながらやってみるのが良いですね。

そして効果が高く、ちくたく指導員のお父さまもやっていたのが日記をつけることです。

ちなみに塗り絵もやっていたそうですよ(^^)

ちくたく

私の父は「アルツハイマー型認知症」だったので、
日記をつけることは効果があったようです。

ミミ

日記をつけることは、先ほど紹介した「脳活性ノート」でもおすすめされているよ。
そちらにもコピーして使う日記がついているけれど、
コピーが面倒な場合はこういう日記帳がおすすめ♪

もちろん、普通のノートだってかまわないですよ(^^)
100円ショップにも売っていますし、昔からあるキャンパスノートでも大丈夫ですよ。

日付を分かりやすく記入したい場合は、先ほどの「しあわせ日記」などは書きやすそうですね。

日記は、あとから思い出しながら書くことがおすすめです。

  • 「今日は何を食べたかな?」
  • 「勝った野球チームはどこだったかな?」

などです。
普段から日記をつける習慣があると良いですね。

そして大切なのは身体機能の維持です。

お散歩をすることもとても良いですし、それが難しいと感じる場合は簡単な運動から始めましょう!

認知機能の低下を防ぎ体も健康でいることは、安全運転につながりますし、
何より高齢になってからの生活が楽しく過ごせるのです。

ミミ

良いことばっかりだね♪

【これからは試験も!?】高齢者講習のあり方は変わっていく

今後は高齢者講習のあり方が変わることはだいたい決まっています。

その際、どのような形になるかはまだ分かりませんが、
「試験制度」が導入されることもほぼ決まっています。

となると、ただそのときの「認知機能検査」をなんとかするよりも、
日頃から認知機能の低下を防ぐことをしていた方が良いと思いませんか?

それができていれば、「認知機能検査」にも「高齢者講習」にも、
未来にあるかもしれない「試験」の対策にもなるのです。

ちくたく

いろいろ日頃から気をつけていれば、
もし車やバイクの運転をやめても変わらず楽しく生活できますよね。
私も強くオススメします。

これからも安全運転を続けていく。

そのために「本当に必要なことは何だろう?」と言うことを考えることが
何よりも大切なのです。

⬇︎⬇︎ こちらもご覧くださいね。

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長い記事になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

あまりに長くなってしまったため、一度最初の記事を公開してから記事を二つに分けました(^^;)

そしてここまでしっかり読まれた方は大丈夫ですよ(^^)

なぜなら「ちゃんと考えている」と言うことですからね。

私たちのブログが、少しでも皆さまのお役に立てれば良いなぁと思っています。

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