高齢者に関係すること

【認知機能検査が全てわかる!】体験談!認知機能検査を試しに受けてみた!

認知機能検査を受けてみた!1
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
ちくたく

認知機能検査は2022年の高齢者講習の変更により、少しだけ変わりました。

高齢者講習は、2022年(令和4年)5月13日より新しくなりました。

認知機能検査も少しだけ変わりました。認知機能検査は2023年度も2022年度と同じです。

2022年(令和4年)5月13日からの変更について

2022年(令和4年)5月13日より高齢者講習が新しくなりました。

認知機能検査に関しては、検査項目がひとつ減ったり、検査項目の順番が変わりました。

新しい高齢者講習のある程度まとまった変更内容は → 高齢者講習のページ にあります。

次の → 新しい高齢者講習簡単チェック もありますから、ぜひご覧くださいね(^^)

このページは実際に認知機能検査を受けてみた!という体験談です。

ミミ

ミミが実際に受けてみたよ。
参考にしてね!

読まなくても良い方
読むと良い方
  • 認知機能検査がどんなものかご存知の方
  • 認知機能検査がどんなものか分からない方

「私は大丈夫だよ〜」と言う方は読まなくても大丈夫ですよ(^^)

まだ疑問や不安が残っている方が「認知機能検査はどんな感じかなぁ」と分かるように書いたものです。

そのためマンガのように吹き出しでの会話が多くなっています。

このページを読むと、実際に認知機能検査を受けているように感じますよ。

認知機能検査の問題は要約できないためかなり長くなります。


お読みになる方のお役に立てれば幸いです(^^)

それではごゆっくりご覧くださいね。

もったいない間違え方などはこちら
このページを読み終えたあと、ぜひ続きに進んでくださいね。



認知機能検査マンガ

と、言うわけで!

ミミ

ミミが試しに実際の認知機能検査を受けてみたよ!

ちくたく

ミミが実際に認知機能検査を受ける中で、
「認知機能検査ってこんな感じなんだな」と知っていただけたらと思います。

このページの役割

このページは「認知機能検査」を体験してみたことをお伝えするページです。
検査の雰囲気を知るためのページとなります。
そのため基本的には見なくても良いページですが、ちょっと不安だなぁと思う方向けに作成しました。

注意事項です

今回はミミがお試しで受検したものです。

ちくたく指導員には「認知機能検査員」の資格がありますので、実際に受検するときと同じように認知機能検査を受けました。

ただし同じような環境で受けたわけではありません。
そこは「参考まで」にご覧くださいね。

認知機能検査のお試し本も多数あります。

新しい認知機能検査のお試し本を見たい方は ➡︎

次のような本もありますよ(^^)

認知機能検査おすすめ本1
表紙
認知機能検査おすすめ本2
裏側
ちくたく

こちらの本は、高齢者講習が変わっても とても為になる内容でオススメです。


内容は「認知機能検査」だけではありません。

  • シニア運転者 18の本音と新・対策
  • 認知機能検査の8つの心がまえ
  • 運転時認知機能障害早期発見チェック
  • ご家族の方へ シニアの運転が不安になったら…

など、多方面から考える内容の一冊になっています。

これからも運転したい!
気をつけるところが知りたい!

という方には下記の本がオススメです。

\ まだ運転したい!方へ /

認知機能検査 【検査前の説明】

新・認知機能検査・回答用紙など1
回答用紙出典:
ちくたく

それでは始めます。
担当するちくたくと申します、よろしくお願いします。
いろいろと説明をしていきますね。

  • 検査に当たって、まず携帯電話をお持ちの方は、検査中に鳴らないようマナーモードにするか、電源を切ってカバンの中やポケットなどにしまってください。
  • 時計をしている方も、カバンの中やポケットなどにしまってください。
  • 字の読み書きに眼鏡が必要な方は、出しておいてください。
説明です
ちくたく

これから検査を始めます。
私の声が聞こえますか?
聞こえた方は、手を挙げて教えてください。

ミミ

おお、ちくたく先生がちゃんとお仕事モードだ!
ドキドキ・・・。

ちくたく

それでは検査中の諸注意を行います。

回答中は声を出さないようにしてください。
質問があったら、手を挙げてください。
回答に書き損じ(書き間違え)があったら、二重線で訂正してくださいね。

よろしいですか?
質問はありませんか?

ミミ

(了解〜!)

気をつけること
  • 中には検査中についついしゃべってしまう方がいます。
  • 検査中はおしゃべりをがまんしていただいて、しっかり自分で考えて回答するようにしましょう。
  • 検査は検査員(今回はちくたく指導員)が順番に説明して進めます。
  • よく説明を聞いてください。
  • 説明が終わると検査用紙が配られます。
  • 検査実施中は、検査員が「めくってください」と言うまでは、検査用紙などをめくらないでください。
気をつけて
ちくたく

それでは本日の検査についてご説明します。

この検査は安全な運転に必要な記憶力、判断力を確認するために行うものです。

検査の結果、「認知症のおそれがある」とされても、直ちに免許が取り消されることはありませんが、警察から連絡があり、お医者さんの診断を別に受けていただくことになります。

⬇︎⬇︎ 下記のページも、もう一度チェックしてみましょう!

>> 高齢者講習を受けよう 1【受講の流れ】

>> 認知機能検査について 2

検査前の説明

・検査は、30分ほどで終わります。
・検査の結果は、検査が終わったら皆さんにお伝えします。
・また、警察に検査の結果を連絡します。
・それ以外には、検査の結果を連絡することはありません。

ちくたく

検査用紙はお手元にありますか?

ミミ

(いよいよだね…どきどき!)

検査用紙に名前などを記入していこう

認知機能検査検査用紙1

認知機能検査 検査用紙は
このような感じです。
(記事作成時)

検査用紙出典:警察庁

ちくたく

それでは検査用紙に記入をします。

最初は「名前」です。
ご自分のお名前を記入してください。
ふりがなはいりません。

ミミ

(最初は名前を書くんだね。)

気をつけること

間違えたときは、二重線で訂正して書き直してください。
消しゴムは使えません。
これからの検査で間違えた場合も、同じように書き直してください。

ちくたく

次は「生年月日」です。
ご自分の生年月日を記入してください。

書けた方は、鉛筆を置いてください。

ミミ

(ちゃんと書けたかな、どきどき。)

ここまでのミミの感想
感想
  • 手順があるから勝手に問題用紙を見たり触ったりしたらダメだよ。
  • ちゃんと説明を聞いて、分からないことがあったら手をあげて質問しよう
    おしゃべりしたらダメだよ
  • 記入するときに間違えたら二重線で訂正して書き直ししよう
    消しゴムは使えないよ。
  • 書き終えたらえんぴつを机に置こう。
  • 最初から少し緊張したので、少しリラックスしよう♪

これで最初の記入はおしまいです。

次に進んでいきましょう。

認知機能検査【手がかり再生】〜絵(イラスト)を覚えて回答する〜

新・認知機能検査・回答用紙など5
回答用紙出典:警察庁
ちくたく

最初の検査を行います。
用紙は指示があるまでめくらないでください。

ミミ

(これはよく皆さんが気にしているやつだ!)

この検査の目的

この検査の目的は、手がかりをもとに記憶を再生させる検査で、16枚の絵を記憶してもらい、一定の時間経過(介入検査)のあと、「どれだけ再生できるか」(記憶しているか)をみることです。

  • これからいくつかの絵をご覧いただきます。
  • 一度に4つの絵を見せます。
  • それが何度か続きます。
  • あとで何の絵があったかを全て答えていただきますので、よく覚えておいてください。
  • 絵を覚えるためのヒントもお出します。
  • ヒントを手がかりに覚えるようにしてください。
  • 絵が見にくい場合は、手をあげてお知らせください。
よく聞いて
くださいね
ちくたく

質問はありませんか?
なければ始めます。

イラストを見てください。

パターンAまとめ
イラスト出典:警察庁
ミミ

(ミミのときはパターンAだったよ)

ちくたく

これは「大砲」です。
これは「オルガン」です。
これは「耳」です。
これは「ラジオ」です。

(順番にひとつずつ覚えていきます)

手がかり再生1
イラスト出典:警察庁
ミミ

(えーと、大砲、オルガン、耳、ラジオ・・・)

ちくたく

ではこの中に「楽器」があります。それは何ですか?
皆さん、声を出すと覚えやすいですよ。

ミミ

(なるほど、声を出すと覚えやすいかも!)楽器はオルガン!

ちくたく

この中に「戦いの武器」があります。
それは何ですか?

ミミ

えーと、大砲、たいほう!

ちくたく

このように4つのイラストが一枚に書いてあります。
そしてこのようなやり取りを続けて、
ヒントを手がかりに16種類のイラストを覚えていきます。

覚えるコツ

絵(イラスト)を覚えるときは声を出して良いので、声を出しながら覚える!
ひとりごとみたいに声を出しながら覚えるのがコツ!

ちくたく

ほかの方の迷惑にならない大きさの声を出しながら覚えましょう。

認知機能検査【手がかり再生】イラストパターン例

ほかのイラストパターン例も見てみましょう。
ただし気をつけることがあります。

ミミ

ミミが検査を受けたときはパターンAだったんだけれど、
ほかにも B、C、D とあって、それぞれ16種類あるよ。
つまり全部で64種類になるよね。
どれが出るかは当日まで分からないんだって。
いろいろ覚えてくると混乱しちゃうかもしれないよ。

確かに64種類をずっと覚えておくと言うのは大変ですね。

「こんなのが出るんだなぁ」と言う参考までにイラストパターンをご覧くださいね(^^)

「矢印マーク」や、「次へ」をタップやクリックするとイラストが変わります!
試してみてくださいね。

< パターンA >

< パターンB >

< パターンC >

< パターンD >

イラスト出典:警察庁

ちくたく

どうでしたか?
あとで何の絵があったのかを答えてもらいますので、よく覚えておいてください。

ミミの感想
感想と気がついたこと
  • 絵(イラスト)を見せてもらいながら「これは◯◯です」って言う説明があるので覚えるよ。
  • 声を出しながら16種類覚えるよ。
  • 16種類を覚えるのは大変でドキドキしたよ。
  • どこかで全部のパターンの絵(イラスト)を覚えてきたとしたら、混乱してしまうかもしれないよ。
  • だから、イラストパターン例は「こんなのが出るんだなぁ」って参考にするとOKだよ♪

【介入問題】一定の時間をあけるため別の課題をしよう

新・認知機能検査・回答用紙など3
回答用紙出典:警察庁
ちくたく

それでは別の課題を行います。

用紙をめくってください。
「問題用紙 1」を見てください。

ミミ

(えっ、覚えてから別のことやるの!?すぐに回答できないの〜!?)

この課題の目的

この課題の目的は、手がかり再生の出題から回答までに、一定時間を空けることです。

  • これからたくさんの数字が書かれた表が出ます。
  • 私が指示した数字に、斜線を引いていただきます。
  • 例えば「1 と 4」に斜線を引いてください、と言ったときは、表の中から「1 と 4」の数字を見つけて、一番上の行から順番に、見つけただけ斜線を引いてください。
説明します
ちくたく

ご質問はありませんか。

それでは問題用紙をめくってください。
数字がたくさんある「回答用紙 1」です。

行はなるべくとばさないように気をつけてください。

認知機能検査問題用紙1

問題用紙はこのような感じです。
(記事作成時)

【説明は以下の通りです】

「これから、たくさん数字が書かれた表が出ますので、
私(担当検査員)が指示をした数字に斜線を引いてもらいます。」

問題用紙出典:警察庁

認知機能検査介入問題回答用紙1

回答用紙はこのような感じです。
(記事作成時)

回答用紙出典:警察庁

ちくたく

では「2」と「4」に斜線を引いてください。
鉛筆を持って始めてください。

ミミ

(「2」と「4」!?あわわ〜〜!)




〜検査中〜


ちくたく

やめてください。
鉛筆を置いてください。

次は、「1」と「3」と「5」に斜線を引いてください。

鉛筆を持って、同じ用紙の左上の矢印のところから始めてください。

ミミ

(次は3つ、「1」と「3」と「5」だね!)




〜検査中〜



ちくたく

はい、やめてください。
鉛筆を置いてください。

ミミ

(何とか終わった〜!)

ミミの感想
感想
  • 覚えたのを忘れちゃいそうだなぁと思いながら、言われた数字に斜線を引いていったよ。
  • 言われる数字は毎回変わるよ。
  • とにかく斜線を引く!
  • 地味なんだけれど、ちょっと疲れたよ。
  • 覚えたイラストを忘れていないかドキドキでした。
全ての検査に意味がある

介入問題は認知機能検査の中に含まれているものです。

この課題ができなかったからといって、認知機能検査の結果に反映されるものではありません。

だからといって

「じゃあやらなくていいや」
「適当にやっておけばいいや」

と考えるのは大きな間違いです。

全ての検査には意味があります。

「適当にやろう」と考えてしまったら、それは「あなたの運転」に「適当さ」が現れます。気をつけましょう。

【手がかり再生】最初はヒントなしで回答しよう

ちくたく

それでは用紙をめくってください。
「問題用紙 2」です。

ミミ

(覚えているかな、ドキドキ・・・)

認知機能検査問題用紙2

問題用紙はこのような感じです。
(記事作成時)

【説明は以下のとおりです】

少し前に、何枚かの絵をご覧いただきました。
何が描かれていたのかをよく思い出して、できるだけ全部書いてください。

問題用紙出典:警察庁

ミミ

(どれだけ覚えていられたかな?)

  • 回答の順番は問いません。
  • 思い出した順でかまいません。
  • 「漢字」でも「カタカナ」でも「ひらがな」でもかまいません。
  • 書き損じた(書き間違えた)場合は、二重線で訂正してください。
  • 質問があったら手をあげてください。
頑張って!
ちくたく

何か質問はありますか?
なければ用紙をめくってください。
「回答用紙 2」です。
鉛筆を持って始めてください。

認知機能検査回答用紙2

回答用紙はこのような感じです。
(記事作成時)

回答用紙出典:警察庁

ミミ

(とにかく思い出せるだけ書こう!)




〜検査中〜


ちくたく

はい、やめてください。
鉛筆を置いてください。

ミミ

(全部思い出せなかったよ〜涙)

ミミの感想
ヒントなしの感想
  • 全部書くことはできなかったよ。
  • それでも、ちょっとずつ思い出して書いていったよ。
  • 声に出して覚えていなかったら、多分もっと思い出せなかったと思う。
  • とにかく時間いっぱい、思い出せたものだけ書いたよ。
  • ひらがなだったりカタカナだったり、バラバラだったけど書いたよ。

【手がかり再生】次はヒントありで回答しよう

ちくたく

それでは用紙をめくってください。
「問題用紙 3」です。

ミミ

(思い出せるかなぁ・・・)

認知機能検査問題用紙3

問題用紙はこのような感じです。
(記事作成時)

【説明は次のとおりです】

今度は回答用紙に、ヒントが書かれています。
それを手がかりに、もう一度、
何が描かれていたのかをよく思い出して、できるだけ全部書いてください。

問題用紙出典:警察庁

認知機能検査回答用紙3

回答用紙はこのような感じです。
(記事作成時)

回答用紙出典:警察庁

  • それぞれのヒントに対して回答はひとつだけです。
  • 二つ以上は書かないでください。
  • 「漢字」でも「カタカナ」でも「ひらがな」でもかまいません。
  • 書き損じた(書き間違えた)場合は、二重線で訂正してください。
頑張って!
ちくたく

何か質問はありますか?
なければ用紙をめくってください。
「回答用紙 3」です。
鉛筆を持って始めてください。

ミミ

(あ、ヒントがあるとさっきより思い出せそう!)




〜検査中〜


ちくたく

はい、やめてください。
鉛筆を置いてください。

ミミ

(ヒントがあったから、何とか書けたかな??)

ミミの感想
感想と気づいたこと
  • 最初に声を出しながら覚えていたから、ヒントがあったら思い出して書けたよ。
  • どうしても分からなくても、最後まであきらめないで思い出してみてね。
  • 混乱するから、やっぱり先にどこかで覚えてこない方がいいと思うよ。
さらに詳しい感想
さらに詳しく気づいたこと
  • もし仮に先に覚えてきていたら、間違った答えを書いてしまう可能性があるととてもよく分かったよ。
  • 絵(イラスト)のパターンは4パターン。
  • 検査ではひとつのパターンで16種類の絵(イラスト)を覚える必要があるよ。
  • 当日までどのパターンが出るか分からないよ。
  • それを全部覚えるとしたら64種類になるよ。
  • 家で頑張って覚えてきても、覚えてきたものの中から間違った答えを書いてしまう可能性があるよ。

認知機能検査 【時間の見当識】〜年月日などを回答する〜

新・認知機能検査・回答用紙など9
回答用紙出典:警察庁
この検査の目的

現在の自己および自己がおかれている状況についての認識を見当識といいます。
時間の見当識は、受検者が自らおかれている時間を正しく認識しているかについての検査です。

ちくたく

それでは最後の検査を行います。
用紙をめくってください。
「問題用紙 4」です。

とにかく説明を聞こう!
  • まずは問題用紙の説明があります。
  • 説明をよく聞いておきましょう。
  • 検査中はおしゃべりできないので、
    分からないことがあったら手をあげて質問しましょう。
  • 指示があるまで用紙をめくらないようにしましょう。
説明を聞こう!
認知機能検査問題用紙4

問題用紙はこのような感じです。
(記事作成時)

問題用紙出典:警察庁

ちくたく

よく分からない場合でも
できるだけ何らかの答えを記入してください。
空欄とならないようにしてください。

ミミ

(ふむふむ、なるべく書くのね)

注意しよう
  • 質問の中に「何年」の質問があります。
  • これは「なにどし」ではありません。
  • 干支で回答しないようにしましょう。
  • 「何年」の回答は、西暦で書いても和暦で書いても構いません。
  • 和暦とは「元号」を用いた言い方のことです。
注意しよう
ミミ

(西暦と和暦と、どっちでも良いんだね)

最後の検査【時間の見当識】に回答しましょう

ちくたく

何か質問はありますか?
それでは用紙をめくってください。
「回答用紙 4」です。

ちくたく

鉛筆を持って、始めてください。

ミミ

(わわっ、始まった!)

認知機能検査回答用紙4

回答用紙は
このような感じです。
(記事作成時)

回答用紙出典:警察庁

「今は何時何分ですか?」のところでよく質問されますが、だいたいで構いません。




〜検査中〜


ちくたく

はい、やめてください。
鉛筆を置いてください。

ミミ

(あわわ、時間とか分からなかったかも・・・!!)

ミミの感想
感想
  • 検査の説明のお話がけっこう早口だよ。
    ちゃんと聞いておかないと分からなくなるよ。
  • もちろん分からないことは回答前に質問できるからそこは安心してね。
  • 緊張したから分かることでもアレ?どうだっけ?と思い出しながら回答したよ。

これで認知機能検査は終了です。

さっそく結果を見てみましょう。

【認知機能検査】採点!! 〜結果発表〜

ちくたく採点中
ミミ

結果はミミひとりだからすぐ分かるんだけれどドキドキ・・・。

ちくたく

採点は採点基準に従って通常と同じように行いました。
なお採点方法は次のとおりです。

認知機能検査|結果の判定

認知機能検査の判定は「総合点」による判定になります。

総合点は、手がかり再生及び時間の見当識の2つの検査の点を、次の計算式に代入して算出します。

認知症のおそれがある者総合点が36点未満
認知症のおそれがない者総合点が36点以上

※36点未満であっても直ちに認知症であることを示すものではありません。

認知機能検査|総合点の算出

総合点の計算は、次の計算式にあてはめて計算します。

A;手がかり再生の点
B:時間の見当識の点

総合点 =2.499 × A + 1.336 × B

ミミ

係数をかけて算出するよ。

  • A 【時間の見当識】最大 15点
    年、月、日、曜日、時刻が正しく回答されているかについての点数
  • B 【手がかり再生】最大 32点
    記憶した16種類のイラストが正しく回答されているかについての点数

AとB、ともに正しく回答すると点数がつきます。
係数をかけますが、小数点以下は切り捨てになります。

結果と認知機能検査のあとに考えられること

確認しましょう!
  • 認知機能検査は、記憶力や判断力の状況を簡易な検査によって確認するものです。
  • 検査の結果、「認知症のおそれがある」とされた方であっても、直ちに認知症であるというわけではありません。
  • 直ちに免許が取り消されることもありません。
  • ですから、免許証の更新をすることはできます。
  • ただし、警察から連絡があり、お医者さんの診断を受けていただくことになります。
  • その結果、お医者さんから認知症であると診断された場合は、公安委員会の判断で免許の取り消し、または停止されます。
  • ご自身でもお医者さんやご家族にご相談されることをお勧めします。
  • 運転免許証の更新手続きをする際には、認知機能検査の結果通知書を必ず持参してください。
  • 認知機能検査は、再び受けることができます。
  • 再び認知機能検査を受けたい方や、検査結果について不明な点がある方はあとで質問されるか、警察の運転免許の担当係にご相談ください。

下記のページももう一度見てみましょう!

>> 認知機能検査について 2

さてミミの採点結果はどうだったのでしょうか?

結果発表です!

ミミ

よくテレビで聞くようなドラムロールが聞こえる気がするよ〜〜。

結果発表<パンパカパーン!
  • ミミは認知症のおそれはありませんでした。
  • 間違えているところもあったので、もちろんそれも反映しています。
わぁ〜い♪
ちくたく

ミミ、お疲れ様でした!
認知機能検査を受けてみてどうだったかな?
最後に感想をもう一度まとめてもらいましょう。

まとめ 〜認知機能検査を受けてみて〜

さて全ての認知機能検査を終えて、ミミが思ったことをまとめてみました。

認知機能検査は時間にして30分ではありますが、少し疲れたようです。

感想まとめ♪
ミミの感想まとめ
  • 緊張しちゃうからリラックスして検査を受けた方が良いですよ。
  • 本などで丸暗記すると記憶が混乱して回答を間違えることがあるから、無理に覚えてこない方が良いですよ。
  • 丸暗記ができるなど、検査で困らないくらい覚えられるなら、特に何かをする必要はないです。
  • 今回は「まだ高齢では無くても、もしかしたら認知機能が落ちているかもしれない」と思いながら受けました。
    若年性認知症と言う病気もあるからです。
  • つまりそこでもし「認知症のおそれがある」ことが分かったらその時点で対処することが可能なので、正確な結果が欲しいと思いながら受けました。
    これからの生活を大事にしたいからです。
  • 認知機能検査を受けている間は基本的にしゃべってはいけないので、ちゃんと自分の頭で考えながら答えました。
    これが何より大切なことだと改めて分かりました。
  • ミミはこの認知機能検査の結果が悪かったら、事故を起こす可能性を考えて車やバイクの運転はやめた方が良いのかも・・・と思いました。
  • この検査ですぐに「自分はどうなるのか」診断はされないけれど、それだけの意味ある検査でした。

認知機能検査のお試しの本について

ミミと同じくお試しで認知機能検査を受けたい方のために、何冊か本を紹介しています。

もちろん購入しても良いのですが、その場合は内容を「覚える」よりも「試してみる!」ことを私たちはオススメしていますよ(^^)

基本的にはどんな検査なのか不安な方向けの本です。

次の本もオススメです。

内容は「認知機能検査」だけではなく、多方面から考える内容の一冊になっています。

\ 運転をあきらめたくない方はこれ! /

>> もったいない間違え方を見てみる

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