入校式が終わって休憩ののち、だいたい続けて行われるのが「適性検査」です。
- どのような問題が出るのか分からないな…
- 結果が悪かったらどうしよう
- 適性検査って言うからには適性じゃないとダメなの?
適性検査(OD式安全性テスト)を受ける前や受けたあとに、心配な方もいるのではないでしょうか。
名前は「運転適性検査」ですが、実は「心理テスト」のようなものです。
「適性検査」の代表的手法は次のふたつです。
- 警察庁方式運転適正検査K型
- OD式安全性テスト
だいたいの自動車教習所では「OD式安全性テスト」が行われています。
当サイトでアドバイスを行うちくたく指導員もこちらに詳しいため、当サイトでは「適性検査」のうちの「OD式安全性テスト」について説明していきますね(^^)
二種類あるんだね。
ここでは「OD式安全性テスト」の説明だよ♪
何も心配しないで大丈夫ですよ。
適性検査(OD式安全性テスト)の結果によって
免許が取得できないということはありません。
適性検査(OD式安全性テスト)とは心理テストのようなもの
適性検査というとドキドキしてしまうかもしれません。どんな内容なのかも気になりますよね。
OD式安全性テストの内容は、簡単にいうと「心理テストのようなもの」です。
そのため検査の詳しい内容を知っていたら正確な結果が出ません。
「心理テスト(遊びも含めて)」を受けるときに、これが出たらこう答える…と覚えて答えていないですよね。
多くの方が「こう答えたけれど、結果はどうだったかな?」と思っているのではないでしょうか。
学校の入試試験のように「合格」「不合格」があるわけでもありません。
自動車やバイクの運転は人間が行います。私たち人間にはそれぞれ違った性格がありますよね。
自分にどういった特徴があるのかを可視化できるのが「OD式安全性テスト」です。
事故を起こさないためにも、自分では分からない自分の特徴を知ることはとても大切。
心配せず安心して受けましょう。
OD式安全性テストを受ける意味や目的を知ろう
「OD式安全性テスト」とは「運転適性検査」のひとつです。
この適性検査を受ける目的は以下のとおりです。
運転手(ドライバー)個人の性格やクセなどをしっかりと把握し、
より安全な運転をするためのヒントとすること
だいたいの交通事故は、人間である私たちが原因で起こると言われています。
これからずっと安全運転を続けていくためにも、適性検査(OD式安全性テスト)を受けて自分を知る必要があるのです。
【OD式安全性テストのコツ】一番のコツはリラックスすること!
適性検査(OD式安全性テスト)の記事をご覧の方は、だいたいがこれからOD式安全性テストを受けられる方でしょう。
そしてちょっと不安なのではないでしょうか。
大丈夫です!
まったく心配しないでOKです!
先に説明した通りこの適性検査は結果の優劣を競うものではないため、リラックスして受けましょう(^^)
【出る問題は?】OD式安全性テストの内容は心理テストのようなもの(問題1〜7)
出る問題は皆さんがとても知りたいところでしょう。
ただし先ほどもお伝えしたとおり、OD式安全性テストは「心理テストのようなもの」です。
そのため「問題を解く」というよりは「質問に答えていく」感覚です。
心理テストだと思うと、とても気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
【OD式安全性テストの注意点】 それでも緊張してしまう方へ
ここまで適性検査は安心してリラックスして受けて大丈夫ですよと説明しました。
それでも「不安だし緊張しちゃうなぁ」という方もいるのではないでしょうか。
そこで注意点を少し説明しますね(^^)
この検査は「どのくらいの速さで作業が行えるかを測る検査」でもあります。
リラックスしつつ自分のできるだけのスピードを意識しながら受けることが大切です!
焦らず自分の力を出し切ることがポイントです。
リラックスして受けましょう。
いつも通りの自分で集中して受ければ良いんだね♪
こういったテストの際にいつもめちゃくちゃ緊張してしまう…と言う方は、「不安のあるところ」が「テスト」ではないかもしれません。
「不安のあるところ」を知ることは、これからの教習でも生きる上でもとても役に立ちますよ。
最後の問題(問題8)の受け方
OD式安全性テストを順番どおりに受けていくと、問題1〜7は終わり、最後の問題(問題8)になります。
問題8は質問文がどんどん読み上げられるので、最初に頭に浮かんだ答えをどんどん記入していきましょう。
- 質問文は検査員が読み上げたり、音声が流れます。
- 正直に回答しましょう。
正直に!コツはこれだけです!!
最後の問題は自分の性格を判断するものです。
「自分を良く見せよう」として回答をすると、検査結果に影響してしまいます。
正直に回答しましょう!
正直に回答すると良い意味で教習に影響してきますよ。
最後の問題でもありのままの自分で受けると良いんだね♪
【OD式安全性テスト】結果の見方をサンプルで知ろう
OD式安全性テストの結果の見方は次のとおりです。
サンプルを見てみましょう。
上に日付、自動車学校名・自動車教習所名、あなたの名前などが印刷されてきます。
1 | 総合評価 | 運転適性度 安全運転度 | 数字 英字 |
2 | 運動機能 | A | 注意力 |
B | 判断力 | ||
C | 柔軟性 | ||
D | 決断力 | ||
E | 緻密性 | ||
F | 動作の安定性 | ||
G | 適応性 | ||
健康度・成熟度 | H | 身体的健康度 | |
I | 精神的健康度 | ||
J | 視野快適成熟度 | ||
性格特性 | K | 情緒不安定性 | |
L | 衝迫性・暴発性 | ||
M | 自己中心性 | ||
N | 神経質・過敏性 | ||
O | 虚飾性 | ||
P | 運転マナー | ||
3 | グラフ | 2の英字を記入しグラフにしたもの 印刷された場合や、自分で記入する場合がある | |
4 | 総合診断 | 運転適性や性格面から、安全運転上のアドバイスを 総合的にコメントされる |
結果は人によって全く違うので、気にしなくて大丈夫です(^^)
OD式安全性テストの結果を見て落ち込んでしまった方へ
「なんだか運転に向いていないのかなぁ…」
「私はこんな性格なのかな…」
結果が届いて見てみたら、ちょっと落ち込んでしまった方もいるのではないでしょうか。
そこでちくたく指導員に落ち込んでしまった気持ちをどう捉えたら良いのか聞いてみました。
OD式安全性テストって心理的なものが分かるから、
結果で落ち込んじゃった人がいるかも。
どう考えたら良いのかなぁ?
そうですね。
これは「見えない自分」が分かったと考えましょう。
ご家族や周りの人に「私はこういうところはある?」と聞いてみましょう。
OD式安全性テストの結果はあなたを否定するものではありません。
気をつけなければならないところが分かったことは、これから安全運転を続けていくためにとてもたいせつなこと。
OD式安全性テストは忘れずに教習に役立てていきましょう。
まとめ:OD式安全性テストの結果で分かること
以上で「適性検査(OD式安全性テスト)」は終了になります(^^)
お疲れ様でした!
結果では次のことが分かりますよ。
どんな結果かな?と
楽しみに待っているくらいで大丈夫ですよ。
それでは適性検査(OD式安全性テスト)の結果はどこで見られるか、しっかり確認しておきましょう。
免許をまだお持ちでない方は、
この検査結果を第二段階の学科教習で使うので
大切に保管しておいてくださいね!
さあいよいよ学科1(先行学科1)です。
ここから(免除の方は技能教習から)教習期限も始まります。
入校式からぶっ続けの方も多いはずですが、あと少し。
頑張りましょう(^^)
もう少しだよ!頑張ろうね♪