普通自動車の技能教習・1限目にあたる「カートレーナー教習」が終わったあとは、
いよいよ本物の車での「実車教習」になります。
緊張するし、ドキドキしますよね(^^)
割とすぐに車に乗って運転してもらいますよ〜。
ええ!?
慌てないように、このページでは初めての実車教習がどんな内容なのか説明していきます。
【技能教習・2時限目】初めての実車の内容はどんなことをやるの?
教習指導員が隣に乗って説明をしたり、見本を見せたあと、すぐに教習生が車に乗って運転していきます。
ざっと説明すると、次のようなことを学んでいきます。
これらをひとつひとつ進めていきます。
いろいろあるけれどあっという間だよ♪
【技能教習・2時限目】初めての実車教習の前にすべき大切なこと
初めての実車教習に向けて「頑張るぞ〜〜!」となる気持ちはとてもよく分かりますが、その前にぜひ「技能教習の方の教科書(教本)」を読んできてくださいね。
そうすると頭の中にある知識と体で覚えることが上手く繋がるようになります。
教科書(教本)を読んでくると
- 教習指導員が説明することが理解できる
- 技能教習がスムーズに進められる
- 実際に車に乗って操作する時間が増える
など教習中に良いことがたくさんあるのです(^^)
【ゲームに例えると?】教科書(教本)を読んでくることはゲームをすぐに遊べることと同じ!
教科書(教本)を読んでくることはとても大切なことなのでもう少し分かりやすいように説明しますね(^^)
例えば、これから友達や家族とゲームで遊ぶとします。
最初に調べてきて説明を少なくできると、ゲームをすぐに遊ぶことができますね(^^)
技能教習においてもイメージとしては上のイラストと同じです。
卒業までの技能教習や免許取得後でもとても大切なことです。
大変かと思いますが頑張って読んできてください。
そして教習中に分からないことがあれば遠慮なく聞いてくださいね。
この時点で全てを暗記する必要はありません。
教科書(教本)を読んでくることが大切なのです。
文章で表すと多く感じますが、実際の教科書(教本)を見てもらうと、ほとんどがイラスト(図)で表示されているので感覚的に理解できますよ(^^)
ぜひ教科書(教本)を見ながらチェックしてみてくださいね。
- 車を走らせるということはどういうこと?
- エンジンを動かすおもな装置は何?
- バッテリーとは?
- エンジンとは?
- 燃料タンクとは?
- マフラーとは?
- ガソリンエンジンのしくみはどうなっている?
- AT車(MT車)の動力を伝える装置は何?
- 駆動方式で違う車の種類は?
- ブレーキのしくみはどうなっている?
- タイヤの働きはどうなっている?
- AT車(MT車)の運転装置の名称は?
- ハンドルとタイヤの関係は?
- ハンドルの正しい持ち方はどうなっている?
- ハンドルの回し方はどうする?
- AT車(MT車)のペダルの位置と踏む足はどうする?
- アクセルペダルの踏みかたは?
- ブレーキペダルの踏みかたは?
- MT車のクラッチペダルの踏みかたは?
- AT車(MT車)のチェンジレバーの動く位置と役割とは?
- AT車(MT車)のチェンジレバーの操作のポイントは?
- AT車(MT車)のハンドブレーキ(パーキングブレーキ)の役割は?
- AT車(MT車)のハンドブレーキ(パーキングブレーキ)のかけかたは?
- AT車(MT車)のハンドブレーキ(パーキングブレーキ)のもどしかたは?
- AT車(MT車)のエンジンのかけかたは?
- AT車(MT車)のエンジンの止めかたとキーの抜きかたは?
- スイッチ類の名称と取り扱いかたは?
- メーター類の名称は?
- AT車のクリープ現象とは?
- AT車(MT車)の発進の手順は?
- MT車のアクセルペダルを踏む量はどのくらい?
- MT車のクラッチペダルの使いかたは?
- AT車(MT車)の停止の手順は?
- MT車のブレーキペダルの動きは?
- MT車のクラッチペダルを踏むタイミングは?
- AT車(MT車)の駐車の手順は?
- AT車(MT車)の速度の調節はどうやる?
- MT車の加速チェンジ・減速チェンジの必要性とは?
- MT車の加速チェンジのしかたは?
- MT車の加速チェンジをするときの目安はどのくらい?
- MT車の減速チェンジのしかたは?
- MT車の減速チェンジをするときの目安はどのくらい?
- 道路に応じた速度調節のしかたはどうする?
- 正しい視線・視野のとりかたは?
- 直線の走りかたはどうする?
- 右カーブの走りかたはどうする?
- 右カーブの出口付近の走りかたはどうする?
- 左カーブの走りかたはどうする?
- 左カーブの出口付近の走りかたはどうする?
- カーブとハンドルの操作はどうする?
- 車の大きさはどのくらい?
- 運転席から見えない範囲(死角)とは?
- 運転席からの車体や車輪の感覚はどのくらい?
- 車両感覚のつかみかたはどうする?
教科書(教本)を見ると、ほとんどイラスト(図)で説明してあり、分かりやすいです。
今はなんとなくしか分からなくても、教科書(教本)を読んでくるだけで実際に運転するときの理解が早くなります。
まずは知識として知っておくことが大事。
細かいことはだんだん体が覚えていきますから、技能教習の前には教科書(教本)をぜひ読んできてくださいね。
頭の中にある知識と体で覚えることを上手に繋げて教習をスムーズに進められるようにしましょう。
自動車教習所には「教習期限」があるから、
スムーズに進んだ方が良いよね♪
教科書(教本)を読まなくても同じことをやりますが、この先で進み方には差が出てきますよ。
【技能教習・2時限目】発進と停止
車に乗る前から始めますよ。
エンジンをかけて次の手順を教習指導員にお手本を見せてもらいます。
そのあと交代して実際に車を同じように操作していきます。
- 発進して
- 指定の場所で停めて
- 降りる
自分が車の運転席に座ったときには、次の内容をひとつひとつ学んでいきます。
- 座席を合わせる
- ミラー調節、ハンドルの持ち方、シートベルトの付け方
- 発進
- 停止
- ハンドルの練習
- ウインカー操作確認
AT限定免許の方は、このあともう教習所内のコース(外周)に出て
車をゆっくり走らせますよ〜。
教習所のコースの中で、一番外側が外周です。外周コースをぐる〜っと走らせて行きますよ(^^)
AT限定免許の場合はクラッチ操作がないので、ここから車を実際に操作していきます。
それでは次にMT車の方が行うことを見ていきましょう。
※AT限定免許の方は飛ばしていただいても大丈夫です。
【技能教習・2時限目】初めての実車でのMT車の操作
MT車の免許取得を目指す方はAT限定免許の方とは違って、次の内容を続けて学んでいきます。
- アクセル操作
- クラッチ操作
- ペダル操作
ここではクラッチ操作をしっかりと学びますよ。
エンストとは「エンジンストップ」ではありません。
「エンジンストール」のことを略して「エンスト」と言います。
「エンジンストール」とは、エンジンが落ちることを言うのですよ(^^)
ぜひ覚えておいてくださいね。
クラッチ操作|教科書(教本)を読んでしくみを理解してこよう
クラッチのしくみは特に分かりにくいので、教科書(教本)を読んでくるととてもスムーズに理解できます。
実際の動かしかたなどは教習指導員と一緒に体を動かしながら覚えていきますが、クラッチのしくみが分からないとその説明から始めなくてはなりません。
実際に車を操作する時間が減ってしまうのでとてももったいないのです。
クラッチ操作を学ぶことはMT車の動く原理を知ることです。
読んでこない場合
読んできた場合
クラッチのしくみが分からないと、最初は特に上手く操作できないのです。
上手くできるまで個人差はあるけれど、しくみは知ってた方が良いね♪
発進・停止ができるようになったらギアチェンジを覚えるため、いよいよ教習所内のコース(外周)へ出ますよ(^^)
自分の手足を実際に動かして覚えていきましょう。
このとき教科書(教本)で見てきたイラスト(図)が具体的なものになってイメージできます(^^)
- クラッチが繋がること
- クラッチを切ること
- 半クラッチ(半クラ)とはどういうことか
- エンストとはどういうことか
外周での運転操作を時間終了までやったら終わりです。
お疲れ様でした!
【大丈夫!】 補習(オーバー)することは悪いことではない!
技能教習で終わらなかったところは次の技能教習に持ち越して学んでいきます。
そして今後の技能教習でも、もし補習になったとしても落ち込む必要は全くありません(^^)
なぜなら技能教習の進みかたには個人差があるからです。
大切なのは、補習になった・ならない、車に乗る時間が多い・少ないではなく、教科書(教本)を読んで確実に理解しながら無駄なロスを無くしつつ教習を進めていくこと。
そして免許取得後に公道で安全運転をすることなのです。
ミミもたくさん補習をしたけれど、どんどん上手くなっていったよ!
安心してね♪
まとめ
それでは技能教習・2時限目(初めての実車教習)で行うことについておさらいしていきましょう!
これからまだまだ技能教習は続いていきます。
教科書(教本)を読んでから技能教習を受けると、とてもスムーズに教習が進みますので、このあとの教習でもぜひ続けていってくださいね(^^)