教習がうまく行かない時

みんな最初からできるわけじゃない!〜教習中に落ち込んでしまったら〜

うまく行かない時
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順調に進んでいた教習がうまくいかなくなってしまう時があります。

「私、運転に向いていないのかなぁ・・・」と
悩まれる方も多いはずです。

こちらのページでは、教習中に落ち込んでしまったり悩んでしまった方に
少しでも元気に教習を受けられるようなお手伝いをしていきたいと思います(^^)

教習が辛いなど上手くいかなくなったときに

学科教習や技能教習を行って行くうちに上手くいかなくなり、なかなか前へ進まなくなってしまうことは実は良くあることです。

これは、

「練習高原・プラトー現象」と言う状態です。

簡単に言えば「停滞期」。

これが「なかなか前に進まなくなってしまった」原因です。

ミミ

プラトー現象??
スランプじゃなくて??

ちくたく

スランプとは違うんですよ。
皆さん、ちょっと聞き慣れない言葉ですよね。
それでは順番に説明していきますね。

【教習がうまくいかない・・・】そんなときにまず覚えておいて欲しいこと

説明を読む前に、
まず最初にこのことをぜひ覚えておいてください。

みんな最初からできるわけじゃない!
失敗しながら少しずつ上達していく!

そうなんです。どうかこのことを忘れないでくださいね。

みんな最初は初心者で、あれこれ悩んだり注意されたりしながら
徐々に前に進んで行くのです。

学科試験のひっかけ問題にいつまでたっても苦戦してしまう。
技能教習で難しく思うところでなかなかできないしハンコがもらえない。

とても良く分かります!!

難しいですよね。
覚えること多いですよね。
エンストしたり脱輪しちゃいますよね。
注意されたらしょんぼりしちゃいますよね。
ハンコもらえなかったら悲しいですよね。
コースが覚えられなかったりしますよね。

分かりますとも!!

ミミ

ミミの場合は、バイクの時なんかは原付から始めたくらい!
いっぱい転んだよ!
最初は全然できなかったけれど、少しずつできる様になったよ!

技能教習で停滞してしまう理由 〜プラトー現象〜

「覚えておいて欲しいこと」は覚えてもらえましたか?(^^)

ちくたく

それではプラトー現象についてご説明していきますね!

技能教習が始まってしばらくは自分でも手応えや上達が感じられたと思います。

それが「上達しなくなってしまった・・・」と感じる様になってしまい、教習が辛くなってしまうことがあります。

実はそれはあなたが下手でもダメなのではなく、
最初に述べた「練習高原・プラトー現象」と言う状態になっているのです。

これが技能教習で停滞してしまう原因です。

下記のグラフを見てみましょう。

プラトー現象


教習を始めて順調に上達してきたところですが、
グラフの中に上達が感じられない時期と言うものがありますよね?

まるで高原の様な、まっ平なところです。
そのため「練習高原」と呼ばれています。

この「上達が感じられない時期」が「練習高原・プラトー現象」と言うものです。

ミミ

ふむふむ・・・。
上手くならないなぁ〜って思うときだね。

ちくたく

そうです。
さらに詳しく説明しますね!

【さらに詳しく】練習高原・プラトー現象とは

プラトー現象とは簡単に言えば「停滞期」です。

順調に進んでいたものが、進まなくなってしまう状態のことを言います。

ひよこ教習生

今まで できていたのにできないよ・・・。

こぶた教習生

頑張っているんだけど、同じところでいつも注意されるよ・・・。

この様な状態を「プラトー現象」と言います。

けして皆さんが下手でもダメなわけでもなく、
そういった現象に陥っている状態なのです。

ミミ

なるほど!
例えばダイエットでちょっと痩せなくなる期間があるのと同じなんだね♪

そうです!
実は頑張っている証拠なんですね(^^)

これらの「プラトー現象」は車やバイクの教習時にのみ起こるものではありません。

何かを学び、吸収して行く成長の過程で現れ、少しずつ乗り越えていくものなのです。

プラトー現象を乗り越えるヒント

教習が上手く進まなくなった理由が分かったところで、乗り越えるヒントをお話ししましょう!

ご存知の通り、指定自動車教習所では「1日に受けられる技能教習時間」が決まっています。

技能教習は、
「第一段階」「1日2時限」まで。
「第二段階」「1時間以上の休憩または学科教習をはさんで1日3時限」まで。
3時限連続の技能教習はできません。

これはなぜかと言うと、次のような理由からです。

集中して一気に教習を進めるよりも、
分けて教習を受けた方が身につくため。

ミミ

そうなんだね!
技能教習は少しずつ進めた方が自分の身につくんだね!
乗り越えるのには他にどうしたら良いのかな??

そうですね(^^)
加えて次のことも「プラトー現象」を乗り越える大事なポイントです。

ポイント!
  • 学科教習が進むと、車やバイクの専門用語が分かる様になる。

    ➡︎ まずは学科教習も進めてみましょう!
  • すると指導員のお手本や言葉での指導を理解できる。

    ➡︎ 学科教習の成果が技能教習に役立ってきます!
  • そこまで行くと、教習生もさらに理解しお手本通りに技術を習得できる様になる。

    ➡︎ 次第に技能教習が前に進む様になります!
乗り越える
ポイントは
これ!
ミミ

そうか!
分からないことも減ってまた少しずつ
前に進む様になるんだね!

ちくたく

そうです!
もう少し踏み込んで言うと、皆さんが技能教習に慣れてきて、
知らず知らずのうちに「ちょっと飽きちゃった」り、
「疲れてきちゃった」と言うのも
原因なんですね。

ミミ

なるほど〜!
それじゃあちょっと休憩しながら学科教習をしたり、
少しずつ進めていけば良いんだね!

その通りです!
学科教習も含め少しずつ進めていけば、また必ず上達を感じられる様になりますよ(^^)

みんな最初はできなかった

教習が大変なのも本当に良く分かります。

そして少しずつそうやってもがきながら、立派に卒業していく方々を
私たちはたくさん見てきました。

今はすいすい〜っとバックで駐車場に入れられる人も、
カッコよくバイクに乗っている人も、

全員が最初は初心者でできなかったんです。

ちくたく

だからあなたも大丈夫です!!
できる様になります!!

分からないことなどはたくさん聞いてみてください。
諦めることなく、何度も挑戦してみて下さい。

皆さん必ず上達します!(^^)

最後に・・・


そしてもう一度言います。

みんな最初からできるわけじゃない!
失敗しながら少しずつ上達していく!
さらに!あなたは一人じゃない!!

早く卒業できれば良いと言うものではありません。

卒業して公道に出たら私たち教習指導員はもう隣りにいません。
自分のために、少しずつ、少しずつ、前に進んでいきましょう!

そしてそのために私たち教習指導員はいるのです。

ミミ

忘れないでね!
一人じゃないよ!
きっと大丈夫!!

⬇︎ よろしければコラム、エッセイもご覧くださいね。

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